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オリンピック選手の努力に見習う

オリンピックが始まりその競技に釘付けになっています。

 

オリンピックに出場する選手は当然日頃から猛烈な練習をしていることは明らかです。

練習量は常人の常識を超えていると思われますが、必ずしも正比例に成果につながるわけではなく時にはスランプに陥ることもあると思います。

スランプに陥った時のことをドキュメントで紹介され、その切羽詰まった姿を見ると胸が熱くなります。

 

考えてみれば、選手は多くが若者です。若者だからこそ勝ちたいという競争心は凄いものがあるでしょう。その情熱は本当に熱いものなのでしょうね。

 

では、我々シニア世代はオリンピック選手と全く違う存在なのでしょうか?

スランプを乗り越えてオリンピック出場権を獲得した精神力は、仕事や家庭生活で、あらゆる難局を乗り越えてきたシニア層にとって、オリンピック選手よりも精神力がある人はたくさんおられると思います。

 

なので、やってやろうという情熱も大きいと思います。

今をがむしゃらに生きている若者より、残された人生をかんがみて、やり残したことをやらなければ、という気持ちは深く大きいと言えないでしょうか?

 

日本地図を自ら測量して初めて作成した、伊能忠敬の例に見たいと思います。その情熱量は半端なかったと思います。55歳から測量を初め72歳で亡くなるまで全国を行脚しました。

それも前代未踏で本当に出来るのか、多分最初は疑心暗儀の気持ちもあったのではなかったでしょうか。それを自らの足の一歩を物差しにして、歩き続き、自分が歩けなくなったら後輩たちに託しながら完成させました。その精巧さは外国人も驚愕したとの事。

オリンピック選手と比較できないかもしれないものの、それと遜色ない情熱量ではないでしょうか。

 

 

シニアは体力も落ちてきて、衰える、というイメージですが、情熱は衰えることはなく、自ら本当にやりたい事、やるべき事に絞り情熱を傾けると、輝ける未来が待っているのでないでしょうか。

私も情熱は持ち続けたいと思います!