フレイルという言葉があります。
フレイルは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で、「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。 健康な状態と要介護状態の中間に位置し、身体的機能や認知機能の低下が見られる状態のことを指しますが、適切な治療や予防を行うことで要介護状態に進まずにすむ可能性があるようです。
そんなことまだまだ先の事かな、と思っていましたが、それを実感したことがありました。
最近はテレワークで自宅にいて仕事をしていますが、努めて運動をしなければ、確実に体力は弱ってきています。 朝に20分ほど朝日を浴びる目的もあって散歩をしています。 自分としては最低限の運動をしているつもりですが、上半身の運度はできていませんでした。 ある日、腕立て伏せをしたところ、なんと1回もまともに出来なかったのです。 かなりのショック。なんていうことか、愕然としました。
やはり使わなかったら、機能はこんなに衰えるものなのかと実感です。
それから両膝をついてでもいいから、出来る範囲で続けてみました。情けない気持ちもありましたがこのまま使わなかったら、衰えるばかりで、気付いたらヨボヨボになってしまう、その時は手遅れです。
でも少しずつでも続けてみると、あら不思議、確実に昨日より出来る回数が増えてくるのです。これは自信につながります。
ほんとに少しずつですが、出来るようになっていくことで面白さも出てきます。
ははーこれがいわゆる「フレイル」の予防なのだ!と実感したのです。
実感は力です。 実感することでやろうという気持ちになり、毎日続けようという気持ちにもなります。
やった時と、やらなかった時と比べて格段に違いがでて、長い間には健康的に大きな違いがでることがわかると、やらない自分を想像するとぞっとします。
こう思うのも、実行したから言える事。
少しずつでもやることの力を実感しました。
これは何においても言える事。もちろん定活もしかり、まずはできることから実行しましょう!
違いを実感するはずです。
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