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定活時、ポータブルスキルはわかりにくい

ポータブルスキルとは、転職する時に、どの職場でも通用するもの、会社が変わっても持ち運べるスキルのことを言います。 一般的にロジカルシンキング、マネジメント力、人間関係構築力とか言われることが多いですが、何だかわかりにくいのではないでしょうか。

 

客観的な表現なので大枠すぎてどのような能力かわかったようでわからない、その人がどんなことが出来るのかの具体的なイメージが湧きにくいと思います。

 

自分自身も、何ができるか、自分の特徴は何かわからないことも多々あります。

 

そういった時には過去の仕事やプライベートのシーンで、上手くいったことや人から喜ばれたことを思い返してみることがお薦めです。

どうして上手くいったのか、こうしたから上手くいった、結果に結びついた、ということを、ひとつ一つ言葉にしてみるのです。 実はそれがその人の強みであり、得意なことになります。 そうして表現したことは具体性がありその人ならではのオリジナリティとも言えます。

 

例えば私の例で言えば、学生の方の新卒採用が目標通りに達成したことを取り上げてみます。 その結果に対してのポータブルスキルを考えてみると、若い人とも躊躇なく気軽に話し、相手のニーズをうまく聞き出すことで、その人に合わせた会社のメリットを説明した、ということが思い浮かびます。これは、若い人とのコミュニケーションをスムーズに運ぶことが出来る。また相手の考えていることを相手に警戒感を持たせず聞き出すことが出来る。というコミュニケーションスキルが浮かび上がってきます。

 

このように、実際の場面を思いだすことで、スムーズにポータブルスキルは出てくるものなのです。

 

自分の強みがわからないという方は、ぜひこの方法を使ってみてくださいね。