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風姿花伝からシニアの在り方を学びました

最近、若い人の活躍を見るにつれて、凄いな、若いしエネルギーがあるなー、と感心しつつも、年甲斐もなくライバル心を持っている自分がいて、かといって自分には無理と思い、妙に落ち込んだりすることがあります。

 

そんな時に大江英樹さんの「風姿花伝からビジネスの極意を学んだ」というセミナーに参加し、シニアはかくあるべきと思うことがありました。

 

風姿花伝という世阿弥の能の指南書ともいえる教えに、時分の花と誠の花、という言葉があります。

時分の花というのは、年齢が若いことによる魅力ですが、

誠の花というのは、年齢をとって、長い間の努力の重なりからくる魅力のことを言います。

誠の花があれば、しおれることなく、花を咲かし続けることができるというのです。

 

その考え方に触れてから、確かに派手ではないが、着実に積んできた経験は、若い人と差別化できるものがある。 それにちゃんと自信をもっていけば、それ以上でもないしそれ以下でもないので、我が道を進むことが間違いのない道なのだという自信がもてました。

 

シニアは決して奢ってはいけませんが、逆に若い人に比べて卑下する必要はなく自信をもって生きていけばよいと思えるようになりました。

 

風姿花伝にはもっとたくさんの学びがありました。またの機会に触れます。

 

 

これからは年齢を積んでいるからこその強みを自覚し前を向いて進んでいきたいと思います。