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同じ環境にいるもの同士は話が弾む

定年前後の人たちで、定活応援サークルという集まりを作っています。

 

年齢は55歳から64歳までの人で、全員定年退職後のセカンドキャリアををどうして過ごそうかと考えている点で一致しているグループです。

 

今いる環境は、会社、仕事は違います。いわゆる異業種交流会といえるかもしれません。

しかし、何となく仕事上での接点を探すために集まっているのでなく、定年活動を有意義なものにしようと考えている点で一致しています。

 

いまはコロナ禍なので集まる時はZOOMです。

でも、はじめて話す人も多い中で、皆さん楽しそうですし有意義だったと言っていただきます。

 

その理由をいくつか考えてみました。

 

    定年活動をどうしようかと不安に思っていて、何かをつかみ取ろうとされている。

    会社員として育ってきた環境が全く違うので、いろいろは発想が出てくる。

    こういう会に参加しようとさえている人なので前向きである。

 

これだけ見ると、このプロジェクトは成功するやつだな、と思いませんか。

 

こういう集まりが出来るのも、定年を迎える年齢になったからだと思います。

現役時代なら、利害関係が一致しない人とは一緒にならないし、話さないと思います。一致することは会社の利害になることです。

 

その点、定活応援サークルの一致点は定年後をいかに過ごすかという、自分の人生に関することです。まさに生き方です。

だから、真剣でまじめな話をしていても盛り上がるのです。

話す内容も若い時と比べて、本当にいろいろな経験に基づいた話なので、浮ついていませんし、心に染みます。

 

定年活動を互いに応援するサークルは素晴らしいと思います。

 

皆さんも形はどのようなものでもいいと思います。ぜひこういう会を作られて定活を有意義で楽しいものにしてください。