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WhyからWhatへ

オリンピックで試合に負けた時に、どうしても言ってしまう言葉、「何で負けたのだろう?」

英語で言えば「Why」です。

 

この言葉からは前向きな気持ちは起こってきませんね。なぜなら負けた原因を見つけようとするからです。もちろん原因を知り対策を講ずることは大切ですが、良くないのは、マイナス面だけに集中してしまい、良い面、ポジティブなところに目を向けられなくなってしまうのです。

 

こうならないために使う言葉があります。 

それは「何をしたらいい?」 英語で言えば「What」です。 何に続く言葉には、前向きな言葉が続きやすいのです。

今回は負けたとしても、「次回に向けて何をしたらいいと思う?」「何が課題で、それに対し何をすればいいのだろう」とか自然と前向きになれるのです。

 

試合に負けた後のインタビューでも、「何が課題で、これからは何を克服するために、何をしていこうと思います。」と答えた方が爽やかな印象を与えることが出来ます。

 

 

 

Whyを使って自分を責める必要はないと思います。精一杯やったことにかわりはないのですから。 堂々として前を向いてWhatを使って前を向いてくださいね。