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失われたものを数えない

失われたものを数えない

 残されたものを活かせ

 

パラオリンピックの選手が心がけている言葉

 

自分は中学の時、少林寺拳法の練習をしている時に右指の筋を伸ばしてしまい、人差し指が上にあがらなくなってしまいました。 それ以来バスケットボールが出来ない、ギターの弦が弾けないとか、何かにかこつけて、何々が出来ないと言い続けてきたように思います。

 

パラオリンピック選手は、失くした手足がなくても、残された体のパーツをフル活用して、周りの人を、そんなことも出来るんだー、と驚かせてくれます。

 

そうか、大切なことは、自分が出来る範囲で、その範囲の中で最大のパフォーマンスを出す事なのですね!

 

失った時に、失う前の状態での成果を物差しに、出来ない、やってもたいしたことないと思ってしまう。

 

何かが足りない、何かを失くした、そんな時はそれを補うために工夫をします。こうしたら上手くいくだろうと考え続けます。

お金が不足している時は、安い材料を使って食事を作ろうと頭をひねります。

 

実はこういったことからクリエイティブな発想は生まれてくるのだろう。

精神的にもネガティブでなくポジティブになります。

 

実は同じことが定年活動にも言えるのではないでしょうか。

過ぎ去った時間をとやかく言うのでなく、頭の回転が若い時と比べて鈍くなったことを嘆くのでなく、残された時間が少なくなったことに肩を落とすのでなく、いま、そしてこれからの時間をいかに生き生きしたものにするのかが大切。

 

 

パラオリンピック選手の行動から大切なことを気付かせていただきました。