個人が創業する際は、最初信用がないので、なかなか融資を受けるのは難しいと言われています。
銀行としては、個人が事業や会社を始める際は実績がないので二の足を踏んでしまいます。
それではいつまで経っても個人が創業するのは難しいまま。
でも個人が創業する際に積極的に融資してくれるところがあります。
「日本政策金融公庫」です。
ここは政府の金融機関です。この中の国民生活事業が国民一般向けに融資を行っています。
面白いデーターがあります。
信用金庫(254金庫)と国内銀行(132行)の融資先数はそれぞれ119万先と200万先ですが、日本政策金融公庫は117万先でほぼ変わりないのです。あまり知られていませんが、あまり変わりない規模の取引があるんですね。
融資先数は変わりなくても、平均融資額残高は信用金庫4,326万円、銀行1億798万円、日本金融公庫は1,007万円とやはり個人相手で少額です。
ではなぜリスクのある融資をやるのかと言えば、やる所が少ないので国がやっている、ということらしいです。
融資先はほとんどが個人もしくは家族とのスタートらしく、今や有名になった会社では、串カツ田中、築地銀だこ、JINS、ビックカメラ、いきなり!ステーキ、テンプスタッフ、BOOK・OFF、Seriaなどがあり、一人からのスタートだった様です。
ここのセンター長と話したところ、最初は小さく始めて、次第に大きく育てるのが鉄則のようで、当初はお金を出来るだけ抑えて、大きくなった時点で融資を受けていただいても良いですよ、との事でした。
何事も、スモールステップで無理せずコツコツなのですね!
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