男性が料理を始めることで、いわゆる定年後の3大リスクを大幅に回避できるんです。
私がシングルファーザーとして21年経験してわかったことをお伝えしたいと思います。
まず今日は男性初心者が避けなければいけないことを最初にお伝えします。
せっかく料理を良かれと思い始めても逆に嫌がられて「もうしないぞ」と思うのを避けるためです。
1,高い材料を買ってきて、大げさな料理を作りシェフ気分になる。
2,台所を散らかして汚しまくる。
3,後片付けをしないで、ほったらかしにする。
4,原状復帰をしない。
5,作った料理を美味しいだろと聞きまくる。
6,自分が作った方が上手いかもしれないオーラを出しまくる。
以上のことは奥さんが最も嫌がることです。
確かに料理を作ろうという気持ちは嬉しいと思います
しかし、それ以上に奥さんの手間がかかる場合は嫌がられます。解説です。
1,普段料理をしない人が、なぜ初心者がつくる料理を飛び越して、シェフが作るような料理が作れるの? 自意識過剰じゃない。その材料とお金で勝負するような気持がきもいと思われやすい。
2,奥さんにとって台所は自分の作業基地です。いつも綺麗にしておきたい。所定の位置に全てがそろっている。作業効率がいい状態で気持ちよく料理がしたい気持ちがあるのです。
3,料理を作る際は作る楽しみがあります。何にしようかな、今回はこんな味付けにしようとか、です。空腹でこれから食べる楽しみがあるので作業が苦になりません。でも食べ終わってから食器を洗うのは本当に苦痛です。満腹なので動きたくありません。
その作業をご主人がやらないで奥様がするようなら「料理しないで!」という気持ちになるのです。私がそうで本当に食後の皿洗いは嫌です。だから作りながら洗ってしまうのです。 よく料理しながら洗いなさいと言われますが、私はこの意味が最初理解できませんでした。 しかし今は実感します。
4,現状復帰をしないということは、奥さんの居場所を荒らしていると同じことです。
男性陣は趣味でコレクションを陳列している人もあると思います。その場所をぐちゃぐちゃにされることを想像していただければ嫌なことがわかっていただけると思います。
5,これはよく気持ちがわかります。普段作らないので、曲りなりに出来た時は声高に自慢したいですよね。でもひいき目に見ても、そんなに美味しいとは言えないのではないでしょうか。材料が高いし、普段使わない調味料も使っているので、すごく美味しいだろうと最上の誉め言葉を期待するでしょうが、腕がそんなに高いレベルでないので、そこそこ美味しい確率の方が高いと思います。食べる方もシェフがつくるような料理なので、一瞬期待するが、期待ほどではないな、と思ってしまいます。
6,レシピ通りに作るのだから、しかも材料も良いので、美味しいものが出来ると思います。その時に、拡大解釈してひょっとして自分は奥さんより料理が上手いのでないかと魔が差すことがあります。残念ながらそれは顔つきや態度に出てしまうのです。
奥さんは敏感です。凄く嫌な気分になられると思います。「それなら安い材料で美味しく作ってみてよ!」と声高に叫びたくなるでしょう。
このように男性は悪気がないのですがやってしまいがちなのです。
せっかく優しい気持ちで料理を始められたのですから、男性初心者のあるあるに気を付けて料理してくださいね。
あ、すみません。奥様はすべてを受け入れて下さるお優しい方ですね。出しゃばった言い方をしてしまいました。
明日は、どうすれば男性料理初心者は好感度を上げ、ハッピーになれるかを書きたいと思います。
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